コロナ太り、などという言葉がよく聞かれているが、なんでも良い(更年期太り。絶対)、とにかく体が重い。首だけで後ろを見ようとするのがキツイ。体幹の可動域が狭くなっている。腹の肉が邪魔で前屈がしづらい。妊娠中期以来の感覚だ。が、悲しいことに心嬉しくなる胎動は無い。あ、あると思い込んでいた方が幸せかもしれん。妄想は世界を救うぞ。まてよ、その後にはあの地獄の出産、そこから休む暇なく始まる怒涛の日々か。やめたやめた。そうです!これは100パー脂肪です!(断言)
そんなこんなで、お家でできる何か運動を。と思っていたら、今更(笑)クラップハンドダンスなるものの動画に出会ってしまう。何しろ運動は不得意だ。私の個人的な持論、「ダンスができる人が一番運動神経いいんじゃないか説」をもってすると無理無理無理。と思いきや、基本の動作が何パターンしかなく、大体3分ちょいのひとまとまりを繰り返すというシンプルさ(世の中のほとんどの人達がとっくにご存知でしょうね。)体育大苦手人にとって、「これはっ!」とかっと目を見開かせた楽しいダンスである。初日、10分で喘息発作が出て、ヒューヒュー言ってたのが、吸引器を華麗に使いこなしつつ毎日少しづつ時間を延ばし、30分出来るようになった!わき腹に効く動きなんかもあって、ウエストも細くなるかも!よっしゃーーー!これとジョギングも合わせてやってこうじゃないのよ。と心は踊る。肉も震える。
ルールレモンのレギンズと、やっと帰ってきてくれたオーバーサイズ流行りに感謝しつつ大きいTシャツを着て腹回りとは反比例して情けない事になっているオケツ隠しもバッチリ!去年夏の終わりに投げ売りしてたニューバランスの靴を履く私。ふふふ。私は今や30分クラップハンドダンスを続けられるのよ?1キロくらい軽く走れるんじゃなくって?さぁ、ついてらっしゃい!と独りごち、近所を走り出した。
激痛、着地時、膝の内側、なにこれ、拷問
名詞を最初に置いて、文章を書くのも流行っているらしいが、そんな流行りがどうのじゃないわ。名詞が頭にカキーンどかーんバシャーン。いやいやいやいや、多分これ運動し始めだから慣れたら温まってきたらさ、痛みなくなるんじゃない?と自分に言い聞かせるのだが。減らない痛み、キャントマイアイズオフ。一応ね、痛みどめ飲んで挑んでんだよ。それなのにさ、ユーリアリガッドミー。ちょっと走り、歩き、いやいや今なら大丈夫なんじゃない?って走って、痛みが頭蓋内にどかーん。完敗。
まさかねー、ずっとお年寄りが読む健康雑誌の表紙に踊る大きい見出しを、自分が検索して調べる事になるとは思ってない訳です。いつまでも30代な気分な訳ですよ。無情なり時間よ!そんな中で、私が看護師してた頃にはなかった、部分的な膝関節置換術なんてあって、「うおー!為になるー!」と多少の新しい知識に興奮したものの、やはり「無理して続けちゃだめ」という結論に至る。道理でクラップハンドダンスの時から膝痛いと思ってたよ。
今日の自分への教訓「痩せる為に走るのではなく、走る為に痩せなさい」
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